『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』鈴木亮平さんってどんな人?変幻自在な役者魂を見てみよう!
鈴木亮平さんの魅力とは!?
〜役を生き、家族を愛する男〜
はじめて鈴木亮平さんを見たとき、「なんて空気のある人だろう」と思いました。
笑っていても、黙っていても、なぜか目が離せない……。
演技力はもちろんだけれど、それだけじゃない。「生き様そのもの」がにじみ出ているような、そんな存在感を持つ人です。
彼の作品を追っていくうちに気がつきました。
彼は“役を演じる”というより、その人物の人生を「本気で生きている」んだということを。
◯鈴木亮平さんの基本情報
生年月日 : 1983年3月29日
出 身 : 兵庫県
身 長 : 186センチ
趣 味 : ボクシング
◯芸能界へ
小学生の時にアニメを見て声優になりたいと思った鈴木さん。中学時代には映画を見て俳優を志し、東京外国語大学外国語学部へ入学後は演劇サークルに入ったそうです。
順風満帆に見える鈴木さんですが、実は芸能事務所や制作会社に履歴書を持って回ったものの、50社以上に断られたと言うから驚き!
キャスティング会社では高身長を活かしたモデル事務所を紹介してもらい「友近亮平」という名前でモデルをしていたとか……。
大学卒業後はアクターズクリニックに所属して演技を学び、2006年に『レガッタ〜君といた永遠〜』にてドラマデビューを果たします。
自身の役者としての原点は、阪神・淡路大震災だそう。当時の経験が今の仕事につながっているとの言葉通り、震災後の神戸を描いた『ふたたび swing me again』にも出演されています。
そして鈴木亮平さんといえば『カメレオン俳優』として有名ですね。変幻自在な体重もカメレオン俳優と呼ばれる所以のひとつ。
『HK 変態仮面』では体重を15kg増量し、『天皇の料理番』では体重を20kg減量。さらに『俺物語!!』では30kg増量しましたが、これはまだ序の口!大河ドラマ『西郷どん』では晩年の西郷隆盛を演じるため体重を約100kgまで増量したのです。
◯鈴木亮平さんの代表作
命の現場に飛び込む熱いリーダー・喜多見先生。
頼れる背中、でも人間臭さもあって、だからこそリアルで泣けました。
あの白衣姿と仲間を守る強さは、本当に心に残ります。
2023年には劇場版も公開されています。
さらに2025年8月1日公開予定の『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』もとっても楽しみです!
こちらでは賀来賢人さんとも共演していますよ!
NHK大河ドラマで西郷隆盛という“生きた伝説”を演じた鈴木さん。
語り口、表情、体重の増減まで徹底していて、“演じている”というより、まさに“生きている”伝説を魅せてくれました。
1年間という長丁場の撮影も、家族の支えで乗り越えたというエピソードが、彼らしいですね。
『西郷どん』といえば、この人も出ていましたね!
町田啓太さん!
なかなか重要な役どころでしたよ!面白い大河ドラマでしたね。
鈴木亮平=真面目でシリアス、というイメージを一気にぶち破った傑作。
見た目ゴツいのにピュアで一途な剛田猛男を、見事に体現!
コメディセンスと身体能力の高さ、そして愛される空気感が全開でした。
- 『シティーハンター』(Netflix)
そして、まさに今。
2024年に配信されたNetflix映画『シティーハンター』。
冴羽獠(さえばりょう)という伝説のキャラクターを、令和の映像美と共に完全再現してくれたのが鈴木亮平さんでした。
原作ファンからのハードルも高かったはずなのに……。
見事に“あの獠ちゃん”になっていました。軽快なアクション、コメディパートの絶妙な間合い、そしてシリアスになるときの目の鋭さ。
一歩間違えば“コスプレ感”が出てしまいそうな難しい役なのに、彼はちゃんとそこに“生身の男・冴羽獠”として立っていたのです。
この作品で、また新しい鈴木亮平のステージが始まったように思います。
本当に本当に続編があることを祈っています!
- その他:『レンアイ漫画家』『天皇の料理番』など…
どんな役でも「鈴木亮平感」を消してくるのがスゴイ!
刑事でも、漫画家でも、料理人でも、全く別の人間になってそこにいるのです。
それができるのは、彼が“キャラを演じる”んじゃなくて、“人生を背負う”俳優だからなのでしょう。
家族と、地に足のついた人生と……。
そんな彼には、結婚した奥さまと娘さんがいます。
プライベートは控えめだけど、過去のインタビューで「家族に救われた」と語っていた言葉がとても印象的でした。
とくに大河の撮影時、心が折れかけた時に娘さんの声を聞いて泣いた、というエピソードには胸を打たれたものです。
どれだけ多忙でも、どれだけ世間から脚光を浴びていても、“帰る場所”がちゃんとある……それが、鈴木亮平さんの魅力の根っこにあるのかもしれません。
世界遺産検定1級、英検1級など、知的な面もまた素敵。
努力を怠らず、でもそれを決してひけらかさない。
“見せびらかさないかっこよさ”が、彼の中には詰まっています。
これからの鈴木亮平さんに期待してしまいますね。
ストイックで、多彩で、でもどこか可愛げのある人。
そして、どんな役にも“誠実”でいられる人。
だから、観ていて安心できる。惹かれてしまう。
私は『シティーハンター』で改めて彼の底力を見せられて、「この人、本気ですごいな」と思いました。
生き様がカッコいい!次は何を演じてくれるんだろう?どんな感情をくれるんだろう?
そう思わせてくれる俳優さんは本当に貴重です。
これからの鈴木亮平さん、目が離せませんね!